新規に開校される個人塾様の内装工事となります。

床面積に制限のある中で新たに壁を仕切るかたちで、

生徒数10人を収容可能な2教室を設置していきます。

施工前の状態

教室間の壁設置に関しては仕切り壁の上部を開放し、

空調の増設および照明器具の移設など、

設備工事を行なわないことで工事費用をおさえることが可能です。

デメリットとしては教室を壁で完全にふさいだ場合より、

音漏れなどが気になる場合がございます。

施行中の状態

壁の仕切りについては軽量下地を組む場合と木下地を組む場合に加え、

パーテーションを設置するなどの方法があります。

今回は軽量下地を組むことにしました。

基本的には軽量下地の方が費用を抑えることが可能です。

完成した状態①

開き戸ではなく引き戸を利用することで、

よりスペースを有効に利用することが可能となりました。

受付・事務スペース側からの視認性についても、

引き戸のガラスを透明ガラスに変更することで対応しています。

また視線を広げることにより部屋の圧迫感を軽減することができます。

完成した状態②

解放部分を設けたり生徒机の前後スペースを、

きちんと設けることで閉塞感をなるべく少なくする工夫ができました。

明るい木目の建具と明るい緑のタイルカーペットにより作られた、

木々や緑の穏やかな自然のイメージが、

子供たちの勉強に取り組む姿勢に対してもよい影響を与えてくれます。

入口扉の設置

今回はエントランスに木製透明ガラス入りの扉を設置しています。

これにより元々設置されていた鉄扉は開室時間中は常に解放状態とします。

塾のエントランスとして外部に対しWelcomeな印象と開放感を演出することは、

運営面においても非常に大事なことだと思います。